【ネタバレ有★3】映画「ロボッツ」の感想
ロボットの世界を描いた作品。この世界のロボットの生涯は、赤ちゃん型から始まって、パーツを換装していくことで大人のロボットへと成長していきます。
基本情報
あらすじ
小さな町の貧しい皿洗い機ロボット夫妻の元に生まれたロドニーは、夢を抱いて大都会ロボット・シティへ向かう。明るく一生懸命に生きる中古部品で作られたロボットたちとの出会い。だが、大企業の経営者ラチェットが、すべての中古ロボットをスクラップにするという恐ろしい計画を進めていた。これを阻止しようと、巨大都市でロドニーと仲間たちの冒険が繰り広げられる。果たして、ロドニーはラチェットの陰謀を阻止し、仲間を救うことができるのか?-Hulu-
キャスト・出演・上映時間
公開:2005年
上映時間:90分
監督:クリス・ウェッジ
製作国:アメリカ合衆国
キャラクター | 日本語吹替え |
---|---|
ロドニー・コッパーボトム | 草彅剛 |
フェンダー | 山寺宏一 |
ビッグウェルド博士 | 西田敏行 |
キャピィー | 矢田亜希子 |
フィニース・T・ラチェット | 内田直哉 |
パイパー | 増田ゆき |
ネタバレ感想
★★★☆☆(3)ロボットしか出てこないけどほとんど人間界
田舎と都会、貧富の差、夢を追う若者など、登場キャラは全部ロボットではあるものの、物語的にはヒューマンドラマっぽいなと思いました。
小さな町の発明家、ロドニー
主人公ロドニーは小さな町の貧しい家庭で育ちます。発明好きで、偉大な発明家”ビッグ・ウェルド”に憧れています。
父は皿洗いロボット。かなり古びた部品で仕事をしていました。ロドニーはそんな父のために、ワンダーボットというお手伝いロボを発明します。ワンダーボットはてきぱきと仕事をこなしますが、お店の店主が声を荒げたことでパニックになり、結果、厨房をめちゃくちゃにしてしまいます。
父は「気にすることはない」と言いますが、ロドニーは父の弁償代を稼ぐためにロボット・シティへ旅立つことを決意。目的はそれだけでなく、ビッグ・ウェルドの元で発明家になりたいという夢を叶えたかったのです。
最初は反対していた両親ですが、息子の夢のために送り出します。
ロボット・シティに到着するも、ビッグ・ウェルドには会えず…
ロボット・シティに到着すると、さっそくビッグ・ウェルドの元へと向かいます。が、大都会のシステムにテンヤワンヤ。その道中で出会ったのが赤いロボットのフェンダー。フェンダーに案内してもらい、ビッグ・ウェルドの会社に到着します。
しかし、フロントの警備ロボットに「彼はもうここにはいないよ」と追い返されてしまいます。
出会った仲間たち
ロボット・シティで出会ったのは貧しい中古ロボットたち。ロドニーは他に行くあてもないのでこのロボットたちの家にお世話になります。
ロドニーはそこで、中古ロボットの修理をはじめます。
ビッグ・ウェルドはどこへ?
ビッグ・ウェルドはラチェットという大企業の経営者に席を奪われ、隔離された建物の中でドミノをして遊んでいました。自分はもう時代遅れであると、自信を喪失していたのです。
ロドニーは彼の姿に失望します。
ロドニーたちは、ビッグ・ウェルドに頼らずラチェットに挑みます。その姿をみてビッグ・ウェルドもかつての意欲を取り戻したのでした。
vsラチェット
ラチェットの目的はスペア部品の生産を止め、アップグレード版を売ること。このアップグレード版を買えないロボットは古びていくだけ。その古びたロボットをスクラップにしようというのです。
ビッグ・ウェルドを仲間に加えたロドニーたちは、ラチェットの会社へ乗り込みます。
黒幕は巨大なスクラップ工場にいました。それはラチェットの母親。彼女が用意した最新型のロボを相手に弱気になっていましたが、かつてロドニーが修理した街の中古ロボットたちが大勢で助けに来てくれて勝利しました。
ロドニーの夢が叶う
ロドニーはビッグ・ウェルドを連れて故郷に帰ります。ビッグ・ウェルドはそこで「ロドニーが私の後継者だ」と宣言します。
町ではフィスティバルが開催されました。ロドニーの父は音楽家になる夢を持っていました。ロドニーは父に楽器をプレゼントします。父の演奏にあわせ町のロボットが次々を音を奏で踊りだします。これでおわり。
感想
普通でした。主人公の危機的状況が薄すぎたのでドキドキもワクワクもハラハラもないです。子どもが見たら楽しい映画だと思います。
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