【ネタバレ有★3】ねえ、友達殺したことある?「劇場版バトル・ロワイアル」
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基本情報
あらすじ
時は新世紀。自信を失くし子供を恐れた大人たちは、ある法案を施行する。それは、全国の中学校から無作為に1クラスを選び、最後のひとりになるまで殺しあいをさせるというものだった。今回対象となる岩城学園中学3年B組は、修学旅行中に無人島に拉致され…。(「バトル・ロワイアル」の動画視聴・あらすじ | U-NEXT )
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映画データ
公開:2000年
監督:深作欣司
上映時間:132分
制作国:日本
主要キャスト
役名 | 紹介 | 俳優 |
---|---|---|
七原秋也 | 主人公。ブルース・スプリングスティーンを愛するお人よしで陽気な少年。与えられた武器は鍋蓋。 | 藤原竜也 |
中川典子 | 七原に想いを寄せるヒロイン。与えられた武器は双眼鏡。プログラム開始前に怪我をしながらも七原と行動を共にする。 | 前田亜季 |
川田章吾 | 転入生。浪人しているのですこし年上。その正体は前プログラムの優勝者。与えられた武器は散弾銃。 | 山本太郎 |
相馬光子 | 女子不良グループのリーダーで、アイドルのような愛らしい容姿を持つ少女。BRプログラムの実施と共に殺人鬼となる。与えられた武器は鎌。 | 柴咲コウ |
感想
★★★☆☆(3)「デスゲーム」系ブームを作った元祖作品
クラス一覧とか調べ始めると、ウィキペディアを読みふけってしまう。「ねえ、友達殺したことある?」のコピーが懐かしい。再見中も、作品としてどうこうというよりも、あまりに懐かしくて「ウワー!」という心の声を抑え切れなかった…。見始めるまでほとんど思い出せなかったのに、見始めると「(こんなシーン)あったねー!」の連続だったってところに、ブームとして消費してた自分を感じました。
柴崎コウ、栗山千秋、山本太郎…みんな若くてフレッシュ。藤原竜也年とらないなー。「ヴァヴィヴヴェヴォー!!」みたいな感情爆発系の藤原竜也節、この作品が初出かと推測しますが、この演技を引き出したことがBRの功績というか、やっぱ自分がその後監督作品を撮って藤原竜也起用するならやらせたいよねw
元ネタはスティーブンキング「死のロングウォーク」
原作小説「バトルロワイヤル」の発売当時、書店でもそこそこ話題になったのを覚えています。映画はその1年後くらいかな?振り返ってみると結構なスピード感で映画化されているんですね。
原作の書き出しで、元ネタはプロレスの「バトルロイヤル」(複数名でリングに上がり、自分以外の全員を倒したものを勝者とする試合形式 )だという示唆があるものの、原作の元ネタはスティーブン・キング「死のロングウォーク」。映画オタクの友人が誰も言わないけど元ネタこれじゃん!と、当時鼻息も荒く貸してくれたので読みました。(若かったんですね…。)今だったらやっぱりキングのほうが面白いと思うかもしれないな~。志願制のロングウォーク(休憩なしの長距離競歩みたいな感じ)で脱落者は全員射殺される。最後に残った一人が優勝、みたいなお話です。架空アメリカの話とされていますが、現代の世相に重ね合わせて感じられる部分も多く、長く読み続けられる風刺的な作品だと思います。バトロワにはその時の空気が濃く反映されているので、どうしても時代を感じちゃいますね。
BATSUの制服
映画化の後、BATSUが出したバトロワ制服も超!売れてた記憶があります。DCブランド全盛期でしたね。グッズがめちゃくちゃ売れた作品でもあるんじゃないかな~。多方面に影響を与え、その成果を養分としながら大きくなった映画、バトロワ2のクランクインとほぼ同時に深作欣司監督は逝去してしまったわけですが、もしあのままブームが続いていたら、社会は(バトロワメイン世代だった若者は)どんな風に変わっていっただろうな?なんて事も考えました。
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