【ネタバレ有★3】あの人もこの人も。人気の俳優さんの青年期「青い春」
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基本情報
あらすじ
男子校・朝日高等学校の3年生に進級した九條は、伝統の「ベランダゲーム」で新記録を出し、学校を仕切ることになった。しかし、彼にとってそれはどうでも良いことだった。そんな態度を続ける九條に、彼を誇りに思っていた幼なじみの青木は納得がいかず…。
映画データ
公開：2002年
監督：豊田利晃
上映時間：83分
制作国：日本
| 役名 | 紹介 | 俳優 |
|---|---|---|
| 九條 | その持ち前の無気力さで、 朝日高等学校に代々続くベランダゲームで新記録を出し、「ボス」になる | 松田龍平 |
| 青木 | 九條の親友（？）憧れと嫉妬の屈折した思いを爆発させり大変身。「お前に出来ない事をしてやる」と宣言する | 新井浩文 |
| 雪男 | ウルトラ警備隊くらいしか夢の無い子。意きり散らす暴走族仲間のクラスメイト、太田を刺し殺す。 | 高岡蒼佑 |
| 木村 | 野球部キャプテン。かつてのOBがヤクザとしてスカウトに来る。 | 大柴祐介 |
感想
★★★☆☆（3）
高岡蒼佑ファン、大柴祐介のファンの友達に連れられて今は無き渋谷のシネマライズで見たはず…。今でこそ「映画・青い春=松田龍平」って感じだけど、その時は周りを固める俳優さんを見たがってる女の子のほうが多かった気がします。クラスでもファッションやカルチャーに興味のある女の子が好きになるタレント・モデルさん達が揃い踏みの映画っていう感じで。しかも松本大洋原作だし。
っていう感じだから、公開当時、ちょっと醒めた感じで見ちゃって、何の思い込みもなく見れるのって最初の一回だけだから、今思えばもっと楽しんで観れば良かったと思う映画です。
ストーリーは松本大洋漫画「青い春」。丸々再現しているというわけではなく、各話から短いエピソードを組み合わせている感じです。
この時期の松田龍平さんって、まだ「ご法度」の印象が強かったし、ちょっとふっくらしててモデル風でもないし、2世タレント的な推し方をされるでもない、かといって、今のような役者感もなく…得体の知れない男の子って感じだった。
1）主人公は九条だけど、新井浩文演じる青木の物語だなと思った。鬼気迫る苦悩や衝動の表現が印象的でした。
2）トイレで殺される山崎祐太の「ちょづいた奴」の演技がうますぎて面白かった。この人は普段から本当にこういう立ち振る舞いなんじゃないかって思わせる嫌な奴感があった。
3）TMGEが最も効果的な使われている映画だと思いました。今だったらナンバガやかまってちゃんが起用されるのかなと思ったりした。
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