【ネタバレ有★3】映画「ブリングリング」実話を基にした映画。窃盗団があまりにも堂々としすぎてて草。
実話を基にした作品。映画のポスターでは真ん中にいるエマ・ワトソンですが、主役ではありません。にも関わらず、彼女の存在感は凄まじかったです。
基本情報
あらすじ
転校してきた冴えない青年マークは、そこでおしゃれな女子生徒レベッカと出会う。自分とは違い、美しく華やかなレベッカに心奪われたマークは、彼女の誘いに乗り犯罪に手を染めるようになってしまう。最初は置引き程度だった彼らの犯行は、レベッカの友人クロエ、ニッキーとサムの姉妹を仲間に加え、次第にエスカレートしていってしまう。
彼らはハリウッドに住むセレブの豪邸に忍び込み、そこにある数々の高級品を奪い去っていく。セレブのスケジュールや豪邸周囲の情報はネットで簡単に手に入れることができ、まさか自分が犯罪の餌食になるとは考えもしないセレブ達は豪邸に大したセキュリティもかけておらず、彼らは次々に犯行を成功させていく。
しかし、素人の杜撰な犯行がいつまでも成功するはずはなく、ついに彼らは逮捕されてしまう。だが、素直に犯行を認めたのはマークだけで、他の少女達は警察に取引を持ちこんだり、マスメディア相手に嬉々とした様子でこれからの人生予想図を語ったりと、誰一人反省などしていなかった。
キャスト・出演・上映時間
公開:2013年
出演者(吹替え)
レベッカ … ケイティ・チャン(Lynn)
マーク … イズラエル・ブルサール(増田俊樹)
ニッキー … エマ・ワトソン(須藤祐実)
クロエ … クレア・ジュリアン(東條加那子)
サム … タイッサ・ファーミガ(藤井ゆきよ)
上映時間:90分
興行収入:$20,029,261
感想
★★★☆☆(3)
どのタイミングで捕えられるのかドキドキした
いつまで経っても誰にも見つからず、あまりにも堂々と窃盗を繰り返していくので、始まってからしばらくは退屈。しかし映画の残り時間が少なくなってくると「どのタイミングで捕まるのか」という点で、今か今かとドキドキしました。主犯のレベッカが窃盗品を周囲に自慢したことで周知され、最後は情報提供であっさり全員捕まっていましたが…。
主犯のレベッカと相棒のマークを中心に話が進んでいきます。この2人でのシーンが多いのに、レベッカの存在感が空気でした。対照的に、ほとんど脇役のようなエマ・ワトソンの存在感は圧倒的でした。その他キャストは、パリス・ヒルトンや、実際の事件で捜査を担当した警官が、本人役として出演しています。
心に残ったシーン
好きなシーン
マークが捕まるシーン
マークが警官に手錠を付けられている時。警官が「君には黙秘権がある。証言は全部証拠として扱われる。取調べには弁護士を付けてもいいし、お金が無ければ国選弁護士でもいい」と言っていました。すごい、ちゃんとしてると思いました。
嫌なシーン
マークの自撮り映像
マークが音楽に合わせて小刻みに揺れていたり、自分の顔を整えたり、内カメラで撮っているような映像が数分続きました。何のために見せられているのか分かりませんでした。早く画面が切り替わらないかなぁと願いました。
サムがマークに銃を突きつけるシーン
住居潜入中に見つけた銃を、仲間のサムがマークに突きつけて悪ふざけ。マークがかなり本気で嫌がりますが、それも面白がって「銃弾入ってるかな、怖い?」と銃口を顔に突きつけていました。頭の悪い女だったので本当に撃つのではないかとヒヤヒヤしました。あの雰囲気嫌いでした。
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