【ネタバレ有】ジャッキー・チェン主演のおすすめ映画5選
こんにちは。少し前にジャッキー・チェン主演のカンフー映画にはまっていて、せっかく沢山観たので、好きだったものを5作品まとめます。
カンフー映画にはまったきっかけ
ある日ジャッキー・チェンとブルース・リーの区別がついてない事に気付き、U-NEXTや動画配信サービスで見始めたら案外面白くて…。
ジャッキー主演の「●●拳」の作品は、大体どれも時代劇のように展開の雛形があり、ある程度先が読めるので、安心して見ることが出来たのも大きかった。基本的には復讐劇で「展開A.愚かな男の成長譚」か「展開B.既に強い男が巨悪と戦う」のどちらかと言った印象でした。
マンネリ感もあってちょっと眠くなっちゃう時もあったけど、時系列問わずランダムに見ていたので、途中、サモ・ハン・キンポーやユン・ピョウのような良い役者さんが出てきて目が覚める。当たり外れがある事そのものが面白くなってきて結局15作品くらい見たかな?
気に入ってる作品をランキング形式でご紹介します。
- カンフー映画にはまったきっかけ
- 第5位 ある意味儒教的?「ドランクモンキー 酔拳」
- 第4位 トレンディドラマ風の弁護士ジャッキーが戦う「サイクロンZ」
- 第3位 街中を逃げ回る自転車アクションが楽しすぎる「プロジェクトA」
- 第2位 古さ・奇妙さがロマンチックに感じさせる「成龍拳」
- 第1位 細かいことは気にするな!ザ・エンターテイメント映画「スパルタンX」
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第5位 ある意味儒教的?「ドランクモンキー 酔拳」
「ドランクモンキー 酔拳」のあらすじ
清朝末期、広東の地にある小さな空手道場では、多くの若者たちが修業していた。その道場の息子フェイ・フン(ジャッキー・チェン)は若さとエネルギーをもてあまし、ひまがあると悪友と町を闊歩していた。そんなある日、町でならず者の3人組が、ヒスイ売りの親子をいじめているところに出くわし、思いっきり大乱闘、うさをはらして家に帰ると、さっきのならず者たちがホウタイをまいて殴り込んできた。しかし、そこでメゲるフェイではない。かえってケガ人をふやして追い返す乱暴ぶり。しかし、てんやわんやの大騒ぎの末、父親のウォンは、ついに堪忍袋の緒が切れて、ついにフェイを勘当してしまう…(ドランクモンキー 酔拳 | 映画-Movie Walker)
「ドランクモンキー 酔拳」の感想
ジャッキーチェンといえばこれかなと思って。前述した「展開A.愚かな男の成長譚」では酔拳が面白かったなと思います。ジャッキーの愚かな男風の演技、コミカルで面白いんだけど、顔立ちが優しいせいか、逆に煽られてるように感じて本っっ当にイライラするんですよね…。
初期作品の鉄板の流れとして「ワガママ放題のふるまい→中盤に明らかな罰が当たる」という構成がほぼ毎回あるんだけど、この「罰」が結構可愛そうだったりリアルに屈辱的だったりして、主人公の事を応援できる気持ちになり、ラストまで感情移入できる。「悪いこと(怠惰に生きて)をして罰があたる、修行をして悲願を叶える」的なストーリーには儒教っぽい教えがある気がします。
大ヒット作品なので、様々な逸話が残っていて、後から検索しても楽しめるのもいいです。Wikiでは食堂で食べてたメニューなんかも記載されています。ジャッキー映画に出てくる食べ物って確かにいつも美味しそう。
第4位 トレンディドラマ風の弁護士ジャッキーが戦う「サイクロンZ」
弁護士ジャッキー(ジャッキー・チェン)は、養魚場の水質汚染の訴訟で、被告側の工場の弁護を担当している。問題を手っ取り早く解決しようと、養魚場を丸ごと買収しようと考えたジャッキーは、探偵のトン(ユン・ピョウ)やブローカーのウォン(サモ・ハン・キンポー)と組んで、原告側の責任者イップを懐柔しようと画策するが、イップにウォンが、美人のメイにジャッキーが入れ込んでしまって…(サイクロンZ (映画) - Wikipedia)
「サイクロンZ」の感想
このジャケットからは想像つかないけど、サイクロンZは現代劇です。映画ジャケット(や、オープニングムービー)と、話のテンションが全然違うのもカンフー映画的だと知りました。
出演するサモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、ジャッキーチェンの三人は「ゴールデントリオ」と呼ばれるだけあって、出てくるだけで面白さや絵面の安定感がすごい。
サモハンは「元祖・動けるデブ」なんて言われていますが(ひどい…)、殴られたり謎の薬を投与されたり散々な目にあっても、純なキャラクターで格好よく見えてくる不思議。あと、最後の敵役の人が他作品(スパルタンX)でも敵役で出てくるんですがこの人のイカれてる感じがめっちゃ怖い。名演だと思う。
第3位 街中を逃げ回る自転車アクションが楽しすぎる「プロジェクトA」
「プロジェクトA」のあらすじ
20世紀初頭のイギリス植民統治下の香港。海賊が横行し、海を我が物顔で荒らしまわっていた。これを取り締まるはずのドラゴン(ジャッキー・チェン)たち水上警察[2]は、いつもヘマをして海賊に逃げられてばかり。さらにジャガー隊長(ユン・ピョウ)率いる陸上警察と酒場で大乱闘事件を起こし、保有戦力の船艇が海賊に爆破されてしまうに至り、遂に水上警察は、陸上警察へ吸収統合されてしまう。
その頃、海賊退治のため派遣されてきたイギリス海軍の提督までも海賊たちに捕まり、乗組員が人質になる。香港総督は身代金を支払い穏便に済まそうとしたが、ドラゴンの説得を受けて、彼に旧水上警察部隊の指揮を一任。お互いの正義を愛する心を知って和解したドラゴンとジャガー、さらにドラゴンとは旧知の仲で、密かに海賊の財宝を狙うコソ泥フェイ(サモ・ハン・キンポー)も加わった精鋭メンバーは、乗組員の救出と海賊の全員逮捕を目的とした「A計画」(プロジェクトA)を発動させる。
「プロジェクトA」の感想
最初はライバル同士(不仲)で喧嘩ばかりしていたドラゴンとジャガー隊長が事件を通じ協力して…という少年漫画っぽい展開。
命がけで撮っているシーンの多さがジャッキー映画の魅力の一つですが、ジャッキーが時計台から落下するシーン、スタントマン無しでやる事じゃないレベルです。よくその後にセリフが言えたなと思う。他のNGシーンもめっちゃ痛そうだし、他の出演者も結構思い切ったことやっていて感心しました。
好きなのはジャッキーが自転車で町中を逃げ回るシーン、今で言うパルクールのような建物をよじのぼって逃げ回るシーンが楽しい。レトロな衣装もかわいい。
第2位 古さ・奇妙さがロマンチックに感じさせる「成龍拳」
「成龍拳」のあらすじ
江南地方の総督の息子シャオライ(ジャッキー・チェン)は盗賊団、花蜂党の襲撃を察知し追撃の準備を始める。やがて女首領ティン・チャンイェン率いる賊軍が現れ、乱戦の中で総督が殺される。
怒りに燃えるシャオライはティン・チャンイェンを追い詰めるが、彼女の頬にある傷が自分の父の仕業と知り、とまどいの気持ちから彼女を逃がしてしまう。(成龍拳 - Wikipedia)
「成龍拳」の感想
●●拳作品における「展開B.既に強い男が戦う」系の作品…なんだけどちょっと毛色が違うところが印象的でした。
家族はいきなり皆殺しで始まるし、敵の盗賊団の名前はファンシーな「花蜂党」、その後も殺しに来てるのか様子を見に来てるのか良くわからない首領ティン・チャンイェンの衣装が毎回おしゃれだったり、最終的にはジャッキーに武術指導をしてあげたり…。今で言うツンデレ的なキャラクターなのかな?ジャッキーの顔グッチャグチャにしてたけど…
カンフー映画って終わり方が唐突な作品が多く、最後の敵を倒したら即「ジャーン(終劇)」という、余韻もへったくれもない事が多いんだけど、成龍拳はモノローグで終わります。それが妙にロマンチックでよかった。絵本っぽさ?を感じます。
第1位 細かいことは気にするな!ザ・エンターテイメント映画「スパルタンX」
「スパルタンX」のあらすじ
スペインのバルセロナ。パン屋の2階に下宿する、カンフーの達人トーマス(ジャッキー・チェン)といとこのデヴィッド(ユン・ピョウ)は、街の公園広場に移動販売車"スパルタン号"を停めファーストフード店を営んでいた。そんな2人のもとにある日、怪しい男たちに追われる謎の美女シルヴィア(ローラ・フォルネル)が助けを求めて逃げ込んでくる。友人のヘボ探偵モビー(サモ・ハン・キンポー)の手を借り、実はシルビアが伯爵の娘で、彼女の遺産を狙う伯爵の弟が一味の黒幕だと知ったトーマスたち。だが度重なる激しい襲撃に、ついにシルヴィアがさらわれてしまう。3人は彼女を助けるため、最強の戦闘集団と壮絶な肉弾戦を繰り広げる。 (スパルタンX - Wikipedia)
「スパルタンX」の感想
こちらも現代劇。全体を通してコメディタッチなのですが、スペインのロケーションを存分に生かしたアクションはさすがだなと思います。
CG、スタント無しのカーチェイスや、5分を超えるラストバトルも派手、キャラクターもそれぞれ憎めない、スペインなのに全員広東語を喋ってるとか、精神病院の描き方が今だったらアウトとか色々あるんですが、沢山のジャッキー映画を見ていく中で、細かいことは気にしてはいけないのだ、細事を上回るエンターテイメント性がそこにはあるのだ、それを楽しめばいいのだと学びました。ちゃんとハッピーエンドで終わるところも良かった。
男子達のファッションに現代のシティボーイっぽさを感じます。デヴィッド役のユン・ピョウは特にこの時期、顔立ちも含めてそれこそポパイのモデルにいそう!
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