【ネタバレ有★3】映画「マジック・イン・ムーンライト」最後まで嘘たっぷり。だけど唯一嘘ではなかったのは…
U-NEXTで観た作品です。エマ・ストーンのことを『ラ・ラ・ランド』で知ったので、観てみました。
2014年の映画です。
基本情報
あらすじ
1928年、世界的に有名なマジシャン、ウェイ・リング・ソーはベルリンの観衆の前で見事なマジックを披露していた。彼の本名はスタンリーで、イギリス人である。スタンリーは使用人たちを叱ることが習慣になっており、スタッフに対しても無愛想だった。楽屋でスタンリーは、旧友のマジシャン、ハワード・バーカンに話しかけられる。ハワードは一緒にコート・ダジュールに行かないかと誘ってきた。コート・ダシュールにいるアメリカ人のキャトリッジ家がソフィー・ベイカーという霊能力者に振り回されているという。キャトリッジ家の子息、ブライスがソフィーの虜になってしまい、ブライスの姉のキャロラインと義兄のジョージはブライスがソフィーにプロポーズしようとしているのではないかと思っているという。ハワードは「自分ではソフィーのインチキを暴くことができなかった。それどころか、見れば見るほど彼女の霊能力は本物なのではないかと思えてきた。だから、かつてインチキ霊能力者のトリックを見破ったことのある君にソフィーがペテン師だと証明するのを手伝ってもらいたい。」とスタンリーに頼んだ。そこで、スタンリーはハワードと共にコート・ダシュールへ赴くことにした。
キャスト・出演・上映時間
出演(吹替)
スタンリー役 … コリン・ファース(森田順平)
ソフィ役 … エマ・ストーン(志田有彩)
ハワード役 … サイモン・マクバーニー(宮崎敦吉)
ブライス役 … ハミッシュ・リンクレイター(中尾一貴)
ベイカー夫人役 … マーシャ・ゲイ・ハーデン(槇原千夏)
グレース役 … ジャッキー・ウィーヴァー(宮沢きよこ)
ヴァネッサおばさん役 … アイリーン・アトキンス(有川知江)
上映時間:97分
エマ・ストーン出演の映画
感想
面白かった
★★★☆☆(3)ちょっと強引な展開だったかも。
ソフィ(エマ・ストーン)の超能力を「お前はペテン師だ」と疑い続けていたスタンリー(コリン・ファース)が、中盤で急に超能力を信じて、終盤で急にハッタリだと見抜きます。この辺は強引な切り替え方だと思いました。
スタンリーがソフィを信じ始める手前のドライブシーンから超能力の嘘に気づくまでの2人の関係は、ロマンがあって素敵でした。
エマ・ストーンの目がでかい。
心に残ったシーン
好きなシーン
ドライブの途中で大雨&雷
ふたりの掛け合いがとても自然で笑えました。
天文台で雨宿り
ソフィからスタンリーへの恋心が芽生え始める場面です。たぶん。
ソフィの食べっぷり
ソフィは大食いです。常に食べています。演じているエマ・ストーンの身体が細いので『大食い』という設定が際立ち、その食べっぷりがとても愛らしかったです。
嫌なシーン
ソフィの超能力を急に信じて態度急変のスタンリー
ソフィと共にヴァネッサおばさんの家へ訪れたスタンリー。そこでソフィは、身内しか知らないらしい、ヴァネッサおばさんの過去を話し始めます。これに驚いたスタンリーはソフィの超能力を信じ込みます。この場面には「今?このタイミングで?信じるの?」というくらい急な方向転換でびっくりしました。
ソフィの超能力を急にハッタリだと見破って態度急変のスタンリー
ヴァネッサおばさんが交通事故で重体になり、スタンリーは病院の待合室で、おばさんの無事を神に祈ります。お祈りの途中でスタンリーは『おばさんを救うのは神ではなく、医者だ』と我に返り、ソフィも結局ペテン師だということに気づきます。
結局、ソフィの超能力はスタンリーの友人が仕込んだ嘘でした。騙されていたことに立腹のスタンリーでしたが、ソフィといっしょに過ごした時間の中で感じた楽しさや、彼女に抱いた気持ちに嘘は無いと、全てを許してふたりは結ばれ、ハッピーエンドです。これまた急展開だと思いましたが、物語を通して垣間見えるふたりの恋心を思えば、とてもいいラストかもしれません。
興行収入
米国$10,539,326
世界$32,339,326
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